対決 「獺祭 VS 羽根屋 煌火」  1801酵母はフルーティー?

日本酒

こんばんは、酔っ払い犬のポチです。今日も楽しく飲んでいます。

今日は、本ブログで大人気「対決」シリーズの栄えある第一回目(あまり細かいことは気にしないでください)日本酒対決「獺祭 VS 羽根屋 煌火」です!

前回 羽根屋 煌火を飲んでみて、素直に飲み比べたいなと感じました。と言うことで、この2つを飲み比べてみたいと思います。

なぜ、飲み比べてみたいと感じたかと言いますと、どちらも、フルーティーでとても飲みやすい日本酒だったからです。つまり、スタイル(味わいの方向性?)が同じと感じ、また、両方とも1,600円程度とリーズナブルな価格帯だからです。

ところで、日本酒には、このようなフルーティーな日本酒をもあれば、淡麗辛口の日本酒も存在します。このようなスタイル、味わいの違いはどこから来るのでしょうか? もちろん、造り方やコメの品種、精米歩合(お米をどれだけ磨いたか)にもよりますが、最も効いてくるポイントは日本酒造りに使う「酵母」です。

日本酒に限らず、お酒を造るとき、糖分からアルコールが造られ、この役割を果たすのが、酵母と呼ばれるものです。日本酒を造る際にも酵母が使われるのですが、特定の酵母を使うと、とてもフルーティーな味わい、香りが出るそうです。特に有名な酵母が協会1801酵母だそうです。この1801酵母ですが、その筋の方の間では超有名酵母で、これを使うと吟醸香が豊かに香る日本酒になるそうです。ですので、鑑評会(日本酒の品評会)では超ド定番の酵母だそうです。

獺祭や羽根屋が実際にどの酵母を使っているか分かりませんが、おそらく1801かそれに近い酵母を使っているのではないかなぁとポチは予想しています。

さて、では獺祭と羽根屋を、飲んでいきましょう! 飲み方は、比較試飲と言うことで、獺祭と羽根屋を交互に飲んでいきます。

まず羽根屋ですが、フルティーな味わい香りで、生原酒らしくフレッシュ感がありますね。とても薄いメロンジュースのようなニアンスがあります。また獺祭と比較試飲したことで、始めた分かったのですが、米の香りがあります。それも糠臭い感じではなく、精米した綺麗なコメの香りです。羽根屋ってこんなにコメのニアンスあるんだ!びっくりです。これも比較対象が獺祭だから分かったことだと思います。ただ、生酒なので、フレッシュ感がある反面、甘みが長く残ります。特に時間が経って、温度が上がってくると、味がだれる感じがもったいないです。このあたりは、獺祭のフルーティーな割に、後味のキレがあるほうが、好感が持てますね。

次に獺祭です。こちらも同様フルティーな香りと味わいですが、どちらかと言うと、さわやかな草木のニアンスがあります。液体はサラリとした、滑らかできれいなミネラル感があるように感じました。甘味、うまみもあり、バランスが取れています。フルティーなのに引き締まった後味は、良いですね。意外と飲み飽きしないし、料理と喧嘩しないかな。ただ、ほんのわずかに、腐葉土や動物っぽいニアンスもありました。獺祭からこのようなニアンスを感じたのは、始めての経験で、おそらく比較対象が羽根屋だからかなと、思います。

さて、「獺祭 VS 羽根屋」ポチの判定は?

とても僅差で 羽根屋の勝ち!

ここまで、美味しいこの二本、正直もう好みです。どちらも万人におすすめできる日本酒です。特に日本酒飲みなれていない、若い方や女性などに、ぜひ試していただきたいですね。

で、なぜ羽根屋を選んだかった言うと、ズバリ「米」のニアンスがあったからです。ポチ素人ですので、比較して初めて意識できましたが、この風味、ポチ好きなんです。

フルーティー対決しておいて、最後にポチ個人の好みの米のニアンスで、判定するなんて、もう、なんていい加減な、対決何でしょうか(汗



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