お勧めインディアンペールエール(IPA) ベスト3

エールビール

こんばんはポチです。

この頃IPAをいろいろと飲んでいて、20種類以上は試しました。と言っても、マニアックビールではなく、スーパーや、近くの量販店的な酒屋で入手できるIPA限ってです。

IPA (インディアペールエール)は、インドに輸出するため、ホップを多量に投入した、苦みやホップの香りが強いビールで、現在クラフトビールメーカーを中心に、数多く造られ、世界中で大人気。詳細はインドの青鬼で。

そんなわけもあって、スーパーだけでも数種類のIPAを見かけることもざらにあります。

と言うことで、今まで飲んできたIPAの中で特に美味しいと思った3本をランキング形式で紹介しようと思います。

まずは第3位から

グースアイランドIPA (Goose IPA)

クラフトビールの本場アメリカのIPAです。ブリュワリー(ビールの醸造所)はシカゴにあり、世界的なビールの大会で毎年受賞している実力派です。日本でも結構簡単に手に入れることができ、近所の量販的酒屋某やまやで売ってました。値段は300-400円で、いわゆるケースで買えばお得なビールです。

ホップの爽やかな香りの中に、若干癖のある出汁、麦汁っぽいニアンス。

液体は滑らかで、味は流石にIPAらしいホップの苦みが良く出ていますが、植物系+麦の感じが出て、美味しいです。なんとなく和風っぽさがあり、飲み飽きないIPA。ぜひ本場アメリカのIPAをお試しください。


次に第2位です。

ジューシーIPA

このジューシーIPAは三菱食品系列のJ-CRAFT HOPPINGが造っていますが、とても美味しいIPAです。三菱食品系列となめていたら、意外に美味しかったので、何回かリピートしています。さすがに流通に強いのか、近所のスーパーで手に入るので、リピート回数がついつい増えてしまします。

香りがまずフルーティーでピーチやリンゴが香ってきてそのあとに、植物っぽさもついてきます。味わいもピーチ系のフルーティーさがあり、とても飲みやすいです。苦みも感じますが、IPAにしてはかなり控え目で、むしろ果物っぽさのほうが断然強いです。

色を見ると黄色で濁っています。これいわゆるニューイングランドスタイルのヘイジーIPAですね。ちなみに、ニューイングランドスタイルのIPAとは、苦みの少なめなフルーティーなスタイルで、ヘイジーとは濁っているという意味です。

330円ほどですが、本場ヘイジーIPAは1缶500円以上は当たり前、1000円以上もざらにあります。それを考えると、かなりリーズナブルな値段設定ですよ。これもほんとぜひ一度飲んでいただきたい。

以前、ジューシーIPAとガツんとIPAの比較も行いましたので、ご参考ください。


最後に第1位です。

インドの青鬼

いやぁ、ド定番で申し訳ない。すでに一度ポチのブログで紹介もしていますインドの青鬼です。

この順位を決定するときに、3本同時に開けて飲み比べたんですよ。飲む前の予想では、グースIPAが1位かなと予想してました。しかし、実際飲んでみると、さすがよなよなエールを造ったヤホーブリューイング!インドの青鬼が、苦み、甘みなどいろいろな要素がそろっていて、一歩上手でした。

香りは植物っぽもあるが、なんというか、固いって感じです。さらにロースト香、香ばしさや麦のニアンスと、ホップの植物系一辺倒ではありません。

味わいは、1瞬エールっぽいフルーティーさがありますが、そのあとに苦みが押し寄せてきます。ただ苦み一辺倒ではなく、カラメルのような甘さや、香ばしさもあり、もちろん植物系の爽やかなニアンスもあり、複雑な味わいです。やっぱり美味しいですね。ホップの苦みがしっかりしているので、IPAを知る最初の1本としても、おすすめです。


一時期の日本では、大手企業の造るピルスナー(ラガービールの1種)しか販売されてておらず、消費者に選択肢の無いピルスナー絶対王政のひどい有様でした。しかし、今は近くのスーパーやコンビニでもマニアックなIPAと呼ばれるスタイルのビールが置いてあります。良い時代になってきたと思います。このビールの民主化は今後ますます加速していき、日本の市場には国内外の今以上の豊富な種類のビールが並ぶことになるでしょう。

ピルスナーばかり飲んでないで、ディープなIPAの世界に足を踏み入れてみませんか?

今後、機会があれば、クラフトビールの本場、アメリカの人気クラフトビールも紹介したいと思います。

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