Flying IPA (龍の絵がかわいい) VS ガツんとIPA パンチの効いたビール対決

エールビール

こんばんは、酔っ払い犬のポチです。今日も楽しく飲んでいます。

近所の「やまや」って店に行くと、ちょっと気になる絵柄のビールを発見!かわいい龍が青空を飛び、手にはビールグラスを握りしめています!さらに、なんと「Flying IPA」と書いてありました。

またまたIPAです。

Flying IPA 

IPAとはインディア(India)ペール(Pale)エール(Ale)の略で、ポップを多く使用した。苦みの強いビールです。

詳細は、同じくIPA「インドの青鬼」を参照してください。

今世界的なIPAブームで、ビール関連のサイトや雑誌などを見ると、いたるところにIPA、IPA・・と言う感じでIPAの大合唱状態です。

もちろん、生産量的には今でも圧倒的にピルスナー(ラガービールの一種で、スーパードライ、一番搾り、黒ラベル等、一般的な日本のビール)が多いです。しかし、日本ではまだあまり知られていませんが、クラフトビールメーカーを中心に、世界的に無数のIPAが開発され、好評を博しています。最近では、日本のクラフトビールメーカーもこぞって、このIPAをリリースしていますね。

さてこのFlying IPAですが、これも日本のクラフトビールメーカーである「エチゴビール」の商品です。

エチゴビールと言えば日本ではかなり古いほうのクラフトビールメーカーで、かなり以前(20年くらい前)銀河高原ビールなんかと同時代にあった、老舗クラフトビールメーカーであったように思います。

調べてみると、1994年ごろからビール造りをした、なんと日本のクラフトビールメーカー第1号だそうです。初めて知りました。

この1994年ですが、この時に行われた酒税法改正が、日本のビール業界において、実に大革命だったのです。

調べてみると、1994年ごろからビール造りをしており、なんと日本のクラフトビールメーカー第1号だそうです。初めて知りました。

この1994年ですが、実は日本のビールにとって、非常に大切な年だったのです。この年に行われた酒税法改正が、日本のビールに関して、大革命となり、後に多数のクラフトビールメーカーが生まれるきっかけとなるのです。

ざっくり説明しますと、ビールを造るためには、ビール製造免許が必要となります。この免許を取得するためには、年間2000万キロリットル(瓶ビール約300万本)が必要でした。この必要生産量が、かなり引き下げられ、60万キロリットル(瓶ビール約9万本)に改正されました。この改正によって、クラフトビールメーカー=生産量の少ないビールメーカーでも、ビール製造免許が取得することが出来るようになったのです。

この日本ビール革命がおこる以前は、日本でのビールの生産はキリンやアサヒなどの大メーカーの専売特許のようなものでした。もっと言うと、大ビールメーカーの「利権」だったのです。

そんな中、日本クラフトビールメーカー第1号のエチゴビールが、今や世界の潮流に乗り、IPAをラインナップしているのですから、喜ばしいことではないでしょうか。

早速飲んでいきましょう。

香りも結構濃くて味わいは、結構苦みが強いですね、さすがIPAって感じでがっつん系ビールですね。

ここでちょっと、以前飲んだ「ガツんとIPA」が頭に浮かびました。結構似た方向を目指しているのかな?って気になったのです、さっそくガツんとIPAも開けて飲み比べました。

と言うことで急遽比較試飲になりました。

左 Flying IPA  右 ガツんとIPA

Flying IPA エチゴビール

色はアンバーで、普通のビールより少し濃い感じです。

香りはさわやかなホップ香りの中に、焦げたというか、燃やしたというか、炭のような香りがあります。

味わいは、これぞ苦いビールと言う感じで、ホップの苦みや焦げた麦のニアンスです。苦みが前面に出て、これはこれで美味しいですね。ただこの苦み、ホップの苦みかローストによる苦みかよくわかりませんでした。ガツんとよりも、すっきり、さわやかで飲みやすいですが、ドライでもあります。

ガツんとIPA J-CRAFT HOPPING

色はFlying IPAよりさらに濃くて、黒くてダークアンバーです。

香りはエールらしい華やかなでフルーティーで、その奥に何かお菓子を焦がしたようなニアンスがありました。

味わいは、意外にフルーティーな要素が感じられますが、その後ガツンと苦みがきます。焦げたキャラメル+うまみ甘味もわずかに感じられます。

左 Flying IPA  右 ガツんとIPA 結構色が違いますね。

今回比較して、意外とガツんとIPAにうまみ甘味がわずかにあることが分かり、驚きでした。やはり比較試飲すると、個性の違いが分かりやすいですね。特にビールは1日2缶以上飲む方も多いと思います。そんな場合、違う銘柄を一度に開けて飲み比べるのが良いですね。

さてポチの判定ですが、2本とも、がっつん系ですので 甲乙受けがたいのですが、どちらかと言うとガツんとIPAの勝利です。比較してこのビールの複雑味が分かった気がします。ただ、これはもう好みの範疇ですよ。 2本とも、がっつん系ですので、パンチの効いたビールを飲みたい方にはおすすめです。結構身近で手に入るのも良いですね。

FLYING IPAです。

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一応ガツんとIPA


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